町田市木曽西の皮膚科、形成外科
あとう皮膚科・形成外科クリニック

〒194-0037
東京都町田市木曽西2-17-26 2階

042-791-1055

皮膚科

皮膚科の主な疾患

皮膚のかゆみ・乾燥

乾燥肌による痒み・肌荒れは掻いてしまうことでさらに悪化してしまう恐れがあるため、むやみに掻くことは禁物です。肌が敏感な方の場合、衣服が触れるだけでも大きな刺激となる場合もあるため、刺激を与えないように気を付けながら保湿クリームを塗布するなどの対策が必要です。お悩みの方はお気軽にご相談ください。

湿疹

湿疹にはさまざまな種類があり、貨幣状湿疹、主婦(手)湿疹、汗疱、乾燥性湿疹などが含まれますが、どれも赤み、かさつき、かゆみを伴い、皮膚がむけたりすることもあります。
ステロイド剤や保湿剤の外用薬にて処置をすることがほとんどですが、症状によっては、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の内服を併用することもあります。

虫さされ

虫さされは症状が軽ければ、市販で売られている痒み止めのお薬などで問題ありませんが、腫れが引かず痒みが強い場合はステロイド外用剤が必要になる場合があります。症状が少しでも重いと感じたら、まずはご相談していただくことをお勧めします。

じんましん(蕁麻疹)

じんましんは全身もしくは一部の皮膚に、大小さまざまな発疹が現れ、強いかゆみを伴う症状です。発疹は数分から数時間で消えてなくなります。アレルギー体質の人に多く見られるともいわれますが、外部刺激やストレス、食品(サバ、エビ、卵など)などでも起きますので、はっきりとは原因は分かっていません。
原因が分かっている場合には、その物質との接触を避けます。抗アレルギー剤やステロイド剤を使うこともあります。

とびひ

正式には「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」という疾患名です。皮膚に細菌が感染することで水ぶくれのような症状が全身に広がってしまいます。掻いた手を介してさらに感染が広がってしまう恐れがあるため、患部にはなるべく触れないようようにすることが大切です。

にきび

毛穴に皮脂や汚れがたまるとアクネ菌という菌が増殖し、皮膚の炎症がおこります。基本的なスキンケアや規則正しい生活で症状を抑えたり、予防したりすることもできますが、化膿したり・膿が出るようになってしまうと、自己流のスキンケアでは対応が難しくなってしまいます。
外用薬だけでは改善しないこともありますが、その場合は内服薬も有効的な治療法です。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、「増悪・寛解を繰り返す、ソウ痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者様の多くはアトピー素因を持つ」と定義されています。またアトピー素因とは、「(1)家族歴・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちのいずれか、あるいは複数の疾患)、または(2)IgE抗体を産生しやすい素因」と説明されています。
症状はかゆみを伴う発疹で、皮膚が乾燥してざらざらすることが多いです。肘や膝の内側のくぼみ、顔、首などによく現れます。病因としてはほこり・カビ・ダニなどのアレルギーによる場合と、アレルギーが認められない場合に分かれます。遺伝子の関わりも研究されています。

しもやけ

しもやけは寒さや冷えによって血流が悪くなることで手足・指先などの末端部分に発疹や腫れが現れる症状のことです。痛みやかゆみを伴うことがほとんどのため、冷え性などのしもやけにかかりやすい方は常に手足を温めておくことが大切です。

水虫

皮膚糸状菌(白癬菌:カビの一種)が足に感染して起こる病気です。足が不潔な状態のときに起こりやすいのですが、感染の機会は非常に多くあります。家族内に白癬菌の感染者がいる場合、同じ施設での集団生活、プールや共同浴場の利用などは特に感染の危険性が高くなります。
医師の診断を受けていない人を含めれば、日本人の2割近くが患者だとのデータもあります。
爪に感染すると、爪が白く濁ったり、黄色くなったりします(爪白癬)。この場合は特にかゆみもないため、治療されずに放置されているケースが目立ちます。

イボ・水イボ

ヒトパピローマウイルスによって起こるウイルス性イボと、皮膚の老化によって生じる老人性イボがあり、症状は多少異なります。

ウイルス性イボ

  • 青年性扁平イボ・・・女性の顔面に多く見られ、米粒大の盛り上がったしこり
  • 尋常性イボ・・・表面がざらざらとした硬くて小さなしこり

老人性イボ

年配の方の顔面によく見られ、褐色から黒色をしているざらざらしたしこりです。悪性化の恐れはほとんどありませんが、かゆみを伴うことがあります。
液体窒素の冷凍凝固治療が基本ですが、イボの種類や状態によっては、色素沈着を起こしたり、影響が少なく、根治までには複数回行う必要があります。

水イボ

正式な名称は「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」と言います。ポックスウイルスの感染が原因となります。主に10歳以下の子供がかかりやすく2~5mm程度のイボが全身に現れます。自然によくなるイボでもありますが長期の感染となると子供の負担にもなるので医療機関での診察をお勧めいたします。

魚の目

繰り返し摩擦や圧迫刺激を受けることで、足の裏や足指の皮膚の角質が厚くなってしまう疾患です。「タコ」と違い患部に芯がある状態のため、痛みをともなうことが多々あります。不適切な履き物が原因になることが多いです。貼り薬を使用したり、処置として削ることもあります。

ヘルペス

単純疱疹とも言います。口の周囲に出ることが多く、赤く腫れたり、小水疱ができます。むずむずとした痒みやヒリヒリした痛みをともない、再発しやすいのが特徴です。
放置しても数週間で改善することがありますが医療機関での治療により早期の改善が可能になるため、受診することをお勧めいたします。

帯状疱疹

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じく、水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされます。子供の頃に治癒した水ぼうそうのウイルスが生き残っていて、神経節内に潜伏していたものが再活性化し、発症します。50歳代の女性に多くみられます。
症状としては、神経線維にそってまず痛みや違和感が見られます。その後、左右どちらかの皮膚に神経線維にそった形で帯状の発疹や水ぶくれが出るのです。発症部位は、胸や背中が多く、ほかに首や顔、腕、太ももなどにも見られます。時に結膜炎や顔面神経マヒなどを合併することがあります。

脱毛症

年齢や性に関係なく突然抜け始め、円形の形で抜けることが多い円形脱毛症と男性に多く見られ、生え際や頭頂部が薄くなる男性型脱毛症(AGA)があります。
円形脱毛症の場合、症状や場合に合わせてさまざまな治療法があり、薬や液体窒素を使う方法などがあります。
また、男性型脱毛症は、自費診療になりますが内服薬を扱っております。